本工事では、日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会が開発した高塗着スプレー塗装工法を活用します。
この工法では大きな特徴として、スプレーする塗料に静電気を帯電させます。
これにより、スプレーされた塗料を被塗物へ静電気力により吸着させることが可能になります。
また風などで運ばれてしまったスプレーミストは周囲に張り巡らした導電性のメッシュシートに吸着させることで、
周辺環境への漏洩・影響も極力抑えることが可能です。
この塗着効率が高く、塗料の飛散が極めて少ない塗装工法は、すでに国土交通省や名古屋高速道路公団等において
鋼橋の塗替え塗装系に多数採用され、新技術としてその効果が認められています。
この技術を活用し、さらに健全な塗膜を提供することで鋼橋の長寿命化にさらに貢献し、作業環境の改善を図るとともに、周辺環境へ影響を最小限に抑えます。
・エアーアシスト方式静電塗装ガン
・静電コントローラー
・電動エアレスポンプ
・エアーコンプレッサー
・導電性飛散防護メッシュシート
により構成されます。
・塗料を均一な厚みに塗布しやすい
→塗料使用量を抑制
→仕上がり外観の向上
・塗料の飛散が極めて少ない
→安全で衛生的な塗装環境の確保
→周辺環境への塗装ミスト飛散・漏洩の防止
詳しくは、日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会のホームページを御覧ください。